2014年4月11日
【Drum】地下室でなくても大丈夫?
地下室でなくても、コンクリートの建物でなくても、周到に設計施工されているならば、木造の地上階であっても実用になるスタジオは十分可能であり、実績が多数あります。
地下室やコンクリートの建物が防音に有利であることは事実ですが、給気・排気経路は十部な消音処置が必要ですし、またコンクリート造構造であっても、実は防音内装仕様抜きの設計の場合は、実用には耐えられないのが現実です。
地下室の場合は階段スペースが必要だったりコンクリートの地下壁厚が厚いのと防水・防湿結露防止のための断熱のためのスペース=プラス壁厚が必要であり、スペースファクターそのもののパフォーマンスが低くなるうえに、地下工事そのもののコスト単価が非常に高いというデメリットがあります。