1.ロビーは大空間を利用した立体的な構成 

天井の高さを利用してロフトをつくりました。上部はラウンジに、下部は、スタジオ受付、スタッフーム、倉庫etcのサービスエリアとしました。

 

  ラウンジは、対向面のプロジェクターから120インチの映像が映し出され、カフェバーさながらのリラックスした空間となっています。 

 

2.機材の搬出入がストレスなくできるプランニング

　旧荷捌き所との約80ｃｍの段差に対するアプローチは、歩行者用に階段、機材搬入用にスロープ、それぞれ使い分けるプランとしました。 

 

3.ハイエンドユーザーのゲネプロ使用に耐えられるハイクオリティなスタジオ

最大のスタジオは広さ26帖天井高3.2ｍという大ボリュームです。 モニターシステムは2ウェイ出力のメインSP、フロアSP、スタンドSPと3set用意され、それに対する弱電配線用の巾木ダクトも作成しました。
またヘリンボーン張の床材に白い塗り壁、ライムストーンの割り石タイル、大型ミラーetcと,インテリアにもこだわり、アジアンテイストになっています。 

 

4.深夜営業にも支障ない隣接する閑静な住宅地に対しての十分な遮音性能

既存の外壁がALC板だったので大掛かりな補強工事を行いました。その結果、外部に対してD-80以上という高い遮音性能が得られました。 

 

5.内装デザインのコンセプトは”アジアンダイニング”

バリやプーケットのダイニングバーをイメージして造ったロビーは、白いペンキの壁にウォールナット色の木、ライムストーンの割り石タイル、麻をイメージした床材etcを使いそれらしいテイストに仕上がっています。また間接照明や照明器具にもそういったものを盛り込みました。極めつけはスタッフの方々の用意されたアジアン雑貨や家具がいい味だしてます。