ピアノ室

田園調布に建つ瀟洒な社屋兼ショールーム

ピアノ調律センター新築工事

ピアノ調律センターは創業40年以上になる老舗の調律師事務所です。
創業者の宇都宮誠一さんは、調律師の草分け的存在である宇都宮信一さんのご長男にあたり、日本調律師協会の会長も勤められました。
当社は宇都宮さんのご自宅のピアノ室工事に携わって以来、20年以上にわたるおつきあいがあり、このたび、老朽化した社屋の建て替えを依頼されました。
※ピアノ調律センター・オフィシャルホームページ

 

 

外観

Exif_JPEG_PICTURE立地は高級住宅地の代名詞、田園調布の駅前にあります。この地域は住環境や街並みの保全のために、美観、緑化、建築面積などが条例や町内会により厳しく制限されています。
  

そこで、町並みとの調和を考え、レンガタイルと木目調のドア・窓で落ち着きと温かみのあるファサードでデザインしました。また、歩道から2m後退して建物を配置し、圧迫感を抑えています。

 

2階 サロン

Exif_JPEG_PICTURE階段をあがると天井の高い空間が拡がっています。
ここはお客様との商談スペースであるとともに、週末にはサロンコンサートなどが開催されます。

Exif_JPEG_PICTURE明るい窓の前に置かれている木目調のグランドピアノは、日本に数台しか存在しないベーゼンドルファー・セナトールというたいへん貴重なモデル。
  
全身をマホガニーに包まれた高貴な姿は、カリン無垢板の床、漆喰の壁が醸し出す重厚かつ優雅な空間に調和し、美しい音色が豊かに拡がります。

 

階段室

Exif_JPEG_PICTURE無垢板張りの壁が1階から2階までつながっています。
トップライトからやわらかい光が1階まで注ぎ込みます。

 

1階 ショールーム・工房

08ピアノの調律や修理のほかに、中古ピアノの再生・販売も行っており、1階には 調整中・再生済みのピアノが並んでいます。
ショールームの奥には簡単なリペアや調律、整調を行うための小さな工房があ り、ここが常駐の調律師さんの仕事場にもなっています。

 

建築概要

【所在地】東京都大田区田園調布3-4-3
【敷地面積】72.00m2
【建築面積】35.94m2
【延床面積】71.88m2
【用途】物販店舗・事務所
【構造】木造・地上2階建
【用途地域】第一種住居地域、準防火地域、第二種風致地区、田園調布地区計画区域

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