新築木造住宅の2階に造ったサロン演奏会ができる30帖のピアノ室
ル・ジャルダン・ドゥ・ラ・ムジーク(千葉県市川市・加藤邸)
プロフェッショナルのピアニストであり、
講師や審査員としても活躍中の加藤さん。
今回、弊社で手掛けたピアノ室をご紹介します。
古き良き時代のヨーロッパを彷彿させるデザイン
木造在来工法2階建て。
外壁はスライス古レンガ貼で、音楽サロンは2階にあります。
入口ドアには、
「Le Jardin de la Musique」
の表札が。
「100年位前、フランスの館の
大広間において仲間と気楽に演奏した、
その時代の一室をちょっとのぞいてみたい!」
ホール入口にさりげなく綴られていた言葉。
そこにオーナーの想いが込められている様子が伺えます。
幅広い演奏形態に対応可能な自由空間
トリオからクインテットまで、室内楽演奏ができる十分な広さがあります。
今回行われたコンサートでは、
ピアノ、ヴァイオリン、ヴィオラ、チェロの
カルテットで奏でられました。
天井は十分に高く板張り凹面天井で高いところで、
4.1mあり、響きの豊かさと明晰感が両立する音響となっています。
2階サロンにはスタインウェイB型マホガニーが置いてあり、美しい響きを体感できます。
部屋の一部分が3段のひな壇になっていて、定員は45名ぐらい。
この写真のときは、55名ほど入りました。
優雅な調べが響く空間で、
思い思いに耳を傾けるひととき…。
大盛況のなか、コンサートは成功に終わりました。
出演者の皆さんで笑顔の記念撮影。
素晴らしい演奏をありがとうございました!
優れた遮音設計により可能となった両室同時使用
1階にはスタインウェイ・フルコンサートグランドが2台配置された18帖のレッスン室があります。
レッスン室(1階)・ホール間(2階)の遮音はD-65性能なので、
ピアノの大きな音も通常では聞こえないように設計が施されています。
これによってピアノを同時に使用できるようになりました。
閑静な住宅地にありながら、外部への防音は完璧に近く、
ハイグレードな構造にオーナーも満足している様子。
オーナープロフィール
加藤智子さん
桐朋学園大学ピアノ科卒業。 東京ゾリステン、上野の森交響楽団、
ルーマニア国立トゥルグムレシュ・オーケストラなど
日本・欧州の数々のオーケストラ、ソリストと共演。
桐朋学園「子供のための音楽教室」市川分室講師。
ピティナ・ヤングコンペティション全国決勝大会審査員を担う。
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